【NEWSIS】朴槿恵(パク・クンヘ)政権下のいわゆる「国政介入事件」で懲役18年の刑を受けて収監されている崔順実(チェ・スンシル、改名後は崔ソウォン)受刑者の娘チョン・ユラ氏が来年度予算案について、「他の国だったら、戒厳も何も大統領が手を打つ前に予算案を見て国がひっくり返っている」と述べた。
【グラフィック】0ウォン? 11月29日に共に民主党が強行処理した来年度予算案
これは、チョン・ユラ氏が7日、交流サイト(SNS)の自身のアカウントに「李在明(イ・ジェミョン=共に民主党)代表が政権を握ればこれよりひどいだろうし、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の時に増えた国の借金よりもひどく壊れるだろう」として、投稿したものだ。
さらに、「米国をはじめとする先進国は原発に投資しているが、韓国は予算を削減して太陽光エネルギー(施設)を設置した」「原発開発が他国より遅れているが、このようなことが一つ一つ積み重なって、気が付いたら後進国になっているだろう」と主張した。
また、「(野党が推進している)地域商品券は7000億ウォン(約738億円)だ。これこそ典型的なポピュリズムだ」「25万ウォン国民(野党が推進している全国民に25万ウォン支給するという支援法)に反対しても、(野党は)180議席で押し通す。これが(まさに)独裁であって、(そうでなければ)何が独裁なのか。これこそ共産化の第一歩だ」と書いた。
そして、「なぜ(全北特別自治道)セマングムに空港がまた必要なのか」「国防予算を削って庶民への支援減らし、セマングム空港建設に投資するのが今、正常だと思っているのか」と指摘した。
チョン・ユラ氏は「こんな予算案で、どうやって国政運営ができるだろうか」「『もう知らない』と放り投げ、間違っていることを『間違っている』とも言えないから、このような状況にまでなった」と主張した。
チェ・ユンソ記者