【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が拒否権(再議要求権)を行使した妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る疑惑を政府から独立した特別検察官に捜査させるための特別法案が7日、国会本会議で否決され、廃案となった。
同法案が再採決を経て廃案になったのは今年2月、10月に続き3度目。
拒否権が行使された法案が再可決されるためには在籍議員(300人)の過半数の出席と出席議員の3分の2以上の賛成が必要となる。
本会議には在籍議員全員が出席した。国会法に基づき再採決は無記名で行われた。賛成が198票、反対が102票で、2票の僅差で否決した。