韓国与党「尹大統領弾劾反対の方針を維持…変更の話は出ていない」

 韓国与党・国民の力は6日に議員総会を開催し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾に反対する方針を党として維持することを決めた。

 非公開で行われた上記の議員総会終了後、同党の申東旭(シン・ドンウク)院内首席報道官は「党の方針を変えるといった話は出なかった」と明らかにした。これは記者団の「尹大統領弾劾反対の方針に変わりはないのか」との質問に答えたもの。申東旭議員は「議員総会では多くの意見がやり取りされた」とした上で「党としての意見をかなりはっきりと伝え、大統領はそれを良く聞き『しっかりと傾聴し深く考えたい』という程度の回答を得た」と説明した。

 今回の議員総会は午前11時から午後11時半まで、休憩時間を除いて約10時間半という長時間にわたり続いた。

 韓東勲(ハン・ドンフン)代表が午前中に非常最高委員会を招集し「尹大統領の早期の職務執行停止が必要だ」と発言し弾劾に賛成の考えを示したことを受け、議員総会でも弾劾に対する賛成反対の議論が主に行われた。

ホ・ジユン記者

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  • ▲韓国与党・国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は6日午後、ソウル汝矣島の国会で開催された同党の議員総会に出席した。総会では尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾訴追案が採決された際の党としての方向性を決めるための議論が交わされたという。写真は休憩時間中に会場の外で権性東(クォン・ソンドン)議員と言葉を交わした後再び中に入る韓東勲代表。/news1

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