【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領による「非常戒厳」宣布について捜査する警察庁国家捜査本部は6日、警察トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長、ソウル警察庁トップの金峰埴(キム・ボンシク)庁長ら3人の携帯電話を任意提出の形で押収したと明らかにした。
5日までに非常戒厳宣言を巡って受理された告発は計4件。最大野党「共に民主党」、野党の「祖国革新党」と「進歩党」、労働組合全国組織の全国民主労働組合総連盟(民主労総)がそれぞれ告発した。
告発対象は尹大統領、金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官、戒厳司令官を務めた朴安洙(パク・アンス)陸軍参謀総長、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官、趙志浩警察庁長、金峰埴ソウル警察庁らだ。