【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は29日、中国とロシアの軍用機11機が韓国防空識別圏(KADIZ)に進入したと発表した。
合同参謀本部によると、同日午前9時35分ごろから午後1時50分過ぎにかけて、中国の軍用機5機とロシアの軍用機6機が朝鮮半島東の東海上と南の海上のKADIZに進入した後に離れた。領空侵犯はなかったという。
合同参謀本部は「軍は中国とロシアの軍用機がKADIZに進入する前から識別し、空軍の戦闘機を投入して偶発的な状況に備えた戦術措置を実施した」と説明した。