韓国 きょうのニュース(11月28日)

◇大雪は一段落 あすまで各地で雪・雨続く

 首都圏などに降っていた大雪はやんだが、29日まで雪または雨が続くと予想される。気象庁によると、朝鮮半島の北側にある寒冷低気圧は徐々に東へ移動しているが、まだ完全に抜けていない。韓国に向け北西の風が吹く中、冷たい空気が比較的暖かい黄海の上を流れ、雨雲も引き続き流れ込んでいる。このため、京畿道北部を除く全国で雪や雨が降ったりやんだりしそうだ。ソウルと仁川は29日午後、京畿道南部と江原道の内陸、山間部では夜に雪がやむ見込みだ。

◇国会 在韓米軍駐留経費巡る新協定の批准同意案可決

 2026年以降の在韓米軍の駐留経費負担を定める新たな「防衛費分担特別協定」(SMA)の批准同意案が28日、国会本会議で可決された。政府は米国政府と8回にわたる交渉を行い、先月合意に至った。有効期間は26年から30年までの5年。26年の駐留経費の韓国側負担額は1兆5192億ウォン(約1650億円)で、前年比8.3%上昇した。

◇検察が五輪委運営の訓練施設を家宅捜索 スポーツ界の不正捜査か

 ソウル東部地検は、スポーツ界を巡る疑惑に関連し、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)が運営するトップアスリート向けの訓練施設「鎮川選手村」(忠清北道・鎮川)などの家宅捜索に着手した。文化体育観光部は、鎮川選手村が昨年2月に施設管理に関して約70億ウォン(約7億6000万円)の契約をある業者と結ぶ際に大韓体育会の関係者が不当に影響力を行使した疑いがあるとし、今年5月、検察に捜査を依頼していた。

◇サッカー協会の鄭夢奎会長 4期目挑戦へ

 大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が4期目を目指し、来月2日に大韓体育会スポーツ公正委員会に再任審査を要請する。同協会の関係者が明らかにした。これにより、2013年に初めて会長に就任し、3期連続で会長を務めてきた鄭氏は、4期目に向けた動きを本格化させることになった。

◇北朝鮮兵 ロシア軍に編入され危険地域で「弾除け」に

 金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官は、国会国防委員会に出席し、ロシアのウクライナ侵攻に加わった北朝鮮軍の兵力がロシア軍一個中隊当たり一個小隊の形で編成され、参戦していると明らかにした。同委員会に所属する与党議員の質疑に対して述べた。ロ朝混成の編成について、金氏は「ロシア軍の主導の下で戦争をするという意味がある」とし、ロシア軍からすると北朝鮮軍は最も危険な地域に送る「弾除け」であるとの見方を示した。

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