尹大統領支持率 前週と同じ20%=不支持率は72%

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは22日、全国の18歳以上の1001人を対象に19~21日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週と同じ20%だったと発表した。不支持率は1ポイント上昇した72%だった。

 尹大統領の支持率は10月第4週に20%を記録した後、2週連続で20%を割り込み過去最低を更新したが、前週に20%を回復していた。

 尹大統領を支持する理由は「外交」(39%)が最も多く、「全般的によくやっている」「決断力・推進力・根気」「頑張っている・最善を尽くしている」「経済・国民生活」「医学部定員の拡大」(いずれも5%)などが挙げられた。

 支持しない理由は「金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る問題」(14%)、「経済・国民生活・物価」(13%)、「全般的にうまくできていない」(7%)、「コミュニケーション不足」「独断的・一方的」(いずれも6%)、「外交」「経験・資質不足、無能」(いずれも5%)、「不正腐敗・汚職」「医学部定員の拡大」「公正ではない」(いずれも3%)などと続いた。

 ギャラップは「6週連続で夫人関連問題が支持しない理由の最上位に挙がっている」と指摘した。

 政党支持率は与党「国民の力」が1ポイント上がった28%、最大野党「共に民主党」が前週と同じ34%だった。「祖国革新党」は7%、「改革新党」は2%、支持政党がない無党派層は27%だった。

 一方、2022年の大統領選に絡み虚偽の事実を述べたとして、公職選挙法違反の罪に問われた共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受けたことについて、「正当な判決」との回答は43%、「不当な政治弾圧」との答えは42%だった。

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