済州島コギグクスとソーキそば対決 沖縄で交流イベント=友好協力強化へ

【済州聯合ニュース】韓国南部の済州道は15日、日本の沖縄で開催されたIT(情報技術)・DX(デジタルトランスフォーメーション)の展示商談会「リゾテックエキスポ」で、済州島の公演芸術と食文化を紹介する伝統文化交流イベントを行ったと発表した。

 このイベントでは、豚肉を使った済州の麺料理「コギグクス」と沖縄の「ソーキそば」の食べ比べが人気を集めた。済州道の関係者は「試食会に沖縄市民が集まり、50メートル以上の行列ができた」としながら、「コギグクスとソーキそばは調理法が似ており、スープが似ているためか味も似ていた」と説明した。

 イベントではこのほか、伝統劇の上演や済州方言で歌うバンドの公演、沖縄伝統舞踊の上演などが行われた。

 これに先立ち、済州道と沖縄県は沖縄県庁で友好協力都市協定を締結した。呉怜勲(オ・ヨンフン)済州道知事は、沖縄が韓国自治体と交流協定を結んだのは初めてだとした上で「平和の価値を目指す両自治体が交流・協力を強化し、さらに多くの都市と協力すれば世界平和にも役立つだろう」と述べた。これに対し玉城デニー沖縄県知事は、平和と繁栄のための済州道の地方外交はアジア太平洋地域の平和のために多様な交流を推進する沖縄の政策と通じるとしながら、済州道と沖縄が相互に連帯し、世界に平和のメッセージを広めるよう呼びかけた。

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