【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が14日に自爆型無人機の性能試験を視察したと報じた。金正恩氏が同性能試験を視察するのは8月以来4カ月ぶり。
同通信によると、この無人機は地上と海上で「敵の任意の目標を精密攻撃する」という。試験では各種の無人機が設定された航路を飛行し、標的を正確に打撃したと伝えた。
金正恩氏は試験に満足感を示し、「一日も早く生産体系を構築し、本格的な大量生産」に入るよう指示した。また、「さまざまな無人機を生産・導入できる可能性と潜在力が十分にある。現代戦の要求に合わせ戦法上の側面でも展望性を見いだすだろう」と述べ、無人武装装備発展に向けた重大な戦略的方針を示した。
北朝鮮は8月に自爆型無人機の性能試験を初公開した。北朝鮮が今回公開した写真には、8月に公開したものと類似の無人機が離陸したり標的を攻撃したりする様子が写っている。