【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が13日に発表した雇用動向によると、10月の失業率は2.3%で前年同月に比べ0.2ポイント悪化した。失業者数は67万8000人で同5万1000人増加した。
10月の就業者数は2884万7000人で、前年同月比の増加幅は8万3000人と4カ月ぶりに10万人を下回った。
就業者数の増加幅は6月(9万6000人)に10万人を下回った後、7月(17万2000人)、8月(12万3000人)、9月(14万4000人)に3カ月連続で10万人を超えていた。
就業者を産業別にみると、卸・小売業と建設業で低迷が目立った。卸・小売業は14万8000人減少し、減少幅は2021年7月(18万6000人減)以来の大きさだった。建設業も9万3000人減少した。卸・小売業は8カ月連続、建設業は6カ月連続のマイナス。
年齢別では60歳以上の就業者が25万7000人増えた一方で、15~29歳は18万2000人、40代は7万2000人それぞれ減少した。
15歳以上の就業率は前月と同じ63.3%で、10月としては統計を取り始めた1982年以降で最も高かった。