フィリピンで滞在先を提供してもらった韓国人男性を暴行して金品を奪った韓国人の男2人が警察に逮捕された。
ザ・フィリピン・スターなどの現地メディアによると、今月10日にフィリピンのパラニャーケで韓国人の男2人、A容疑者(28)とB容疑者(28)が強盗・強要・重大脅迫などの容疑で警察に逮捕されたとのことだ。2人は韓国人男性Cさん(35)から14万フィリピン・ペソ(約37万円)と携帯電話を奪った疑いが持たれている。
この事件は、Cさんが仕事や住む所がないA容疑者を自身のマンションに泊めてやったことから発生した。A容疑者はCさんに内緒で9日午前9時ごろ、このマンションにB容疑者を呼び入れた。その後、2人は寝室に行ってCさんを暴行し、凶器で脅して金品を奪ったという。
2人は現金4万フィリピン・ペソが入っている財布とカジノのVIPカードを奪った。その後、Cさんから無理やりカジノカードの暗証番号を聞き出し、10万フィリピン・ペソを引き出した。2人はCさんの他の所持品をさらに盗もうと、被害者のマンションに戻って再び出ていったという。
監禁されていたCさんはその間にかろうじて脱出して警察に通報し、2人は逮捕された。容疑者2人は現在、警察に拘置されているとのことだ。
チェ・ヘスン記者