ウクライナが、カスピ海に面したロシア・ダゲスタン共和国カスピースクのロシア海軍基地をドローンで攻撃したことが分かった。今回の攻撃が事実であれば、ウクライナが前線から約1500キロ離れたカスピ海沿岸のロシア海軍基地を初めて攻撃したケースとなる。
SNS(交流サイト)にアップされた動画には、ドローンがロシアの防空網を破って目標物を攻撃し、軍艦のあるカスピースク市の港に墜落して大爆発を起こす様子が映っている。さらに近くで撮影された動画には、ドローンがロシアの防空網を破って船の間で爆発する様子が映っている。遠くから映した別の動画では、ドローンが炎に包まれながら墜落する様子が映っているが、軍需品施設や燃料供給用施設への打撃を示唆する2次爆発は起きていない。ただし動画だけでは具体的な被害状況の確認は難しいと各メディアは報じている。【動画はX】