【ブリュッセル聯合ニュース】韓国政府代表団は29日(現地時間)、ベルギー・ブリュッセルの欧州連合(EU)本部を訪れ、北朝鮮のロシアへの派兵動向について説明した。
欧州委員会の報道官によると、韓国政府代表団はEUの政治・安全保障委員会と会合した。
報道官は同委員会の協議内容は非公開としながらも、「EUの加盟国はロシアの軍事侵攻に対する北朝鮮の支援に適切な対応を取る」と述べ、ロシアと北朝鮮への追加制裁を検討する方針を示唆した。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の指示で構成された韓国政府代表団は28日、北大西洋条約機構(NATO)で北朝鮮の派兵動向を説明した。代表団の一部はウクライナを訪問する予定で、モニタリング団の派遣や兵器支援などについて議論するとみられる。