【ブリュッセル聯合ニュース】韓国政府代表団は２８日（現地時間）、ベルギーのブリュッセルにある北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）本部で北朝鮮軍のロシアへの派兵動向を説明する。
ＮＡＴＯによると、韓国代表団はＮＡＴＯの最高意思決定機関・北大西洋理事会（ＮＡＣ）の会議に参加する。韓国代表団の説明の後、ルッテＮＡＴＯ事務総長が会見を行う予定。
同理事会にＮＡＴＯはインド太平洋地域のパートナー国である韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドの４カ国（ＩＰ４）を招待している。北朝鮮軍の派兵がインド太平洋地域の安全保障に及ぼす影響が少なくないだけに、共同対応を強化する必要があると判断したとみられる。
韓国代表団はＮＡＴＯ側と北朝鮮軍の派兵動向と対応策について協議するとともに、ウクライナ現地への韓国モニタリング団派遣やウクライナ支援問題などを話し合う可能性がある。
韓国代表団は欧州連合（ＥＵ）の政治・安全保障委員会でも同様の説明を行う。