【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長とトヨタ自動車の豊田章男会長が27日、ソウル郊外・竜仁のエバーランド・スピードウェイで開かれたモータースポーツ振興イベント「現代N×トヨタ・ガズー・レーシング・フェスティバル」に出席した。
世界の完成車業界1位・トヨタと3位・現代のトップが共に公の場に姿を見せたのは初めて。今年上半期の世界販売台数はトヨタが516万台で1位、現代自グループは362万台で3位となっている。
フェスティバルは現代の高性能ブランド「N」とトヨタのスポーツブランド「ガズー・レーシング(GR)」がモータースポーツの活性化に向けて初めてタッグを組んで開催したもので、両社の高性能モデルやレーシングカーが紹介された。
鄭氏は「モリゾウ(MORIZO)」というドライバー名で活動する豊田氏と会場で共にカーパレードを行い、モータースポーツへの熱情を示した。
会場にはモータースポーツ愛好家や両社関係者ら約3000人が来場。サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長らも姿を見せた。
高性能車やレーシングカーで走行パフォーマンスを披露する「ショーラン」、現代のNとトヨタのGRを保有している顧客が自身の車両でトラックを走る「トラックデー」、レーシングカーに来場者が同乗する体験イベント「タクシードバイバー」なども設けられた。