韓国・ポーランド首脳 北朝鮮のロシア派兵で連携強化確認

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は24日、大統領室庁舎でポーランドのドゥダ大統領と会談し、北朝鮮のロシアへの派兵などロ朝軍事協力への対応で連携を強化することで一致した。

 両首脳はウクライナ支援や再建で連携を拡大することも確認した。

 また、防衛産業やエネルギー、先端産業、文化交流などさまざまな分野で互恵的な協力を拡大することで一致。2022年に締結されたポーランドへの武器輸出契約が円滑に履行されるよう協力することを申し合わせた。この契約は韓国の過去最大規模の武器輸出契約となった。昨年12月の自走砲「K9」の2次契約や今年4月の多連装ロケット砲「天舞」の2次契約に続き、年内に戦車「K2」の2次契約交渉の妥結に向けても協力を続けることを確認した。

 韓国とポーランドは1989年に国交を樹立し、2013年に「戦略的パートナー関係」を結んだ。ポーランド大統領が国賓として韓国を訪れるのは11年ぶり。尹大統領は昨年7月にポーランドを訪問した。

 韓国大統領室は今回の会談について、「互恵的な防衛産業協力のパートナーシップ強化に向けて共感し、積極的な防衛産業のセールス外交を通じ追加輸出に向けた友好的な環境を構築した」と評価した。

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