李明博元大統領の兄・李相得氏が死去 国会副議長や韓日議連会長歴任

【ソウル聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領の実兄、李相得(イ・サンドゥク)元国会副議長が23日、死去した。88歳だった。

 故人の関係者によると、持病を抱えており、入院して治療を受けていたという。葬儀はソウル峨山病院で営まれる。

 李氏は1961年に繊維大手・コーロンに入社。同社社長などを務め、韓国の産業黎明期に経営者として繊維産業をけん引した。88年に国会議員に初当選し、6期務めた。保守系与党「国民の力」の前身である「ハンナラ党」の事務総長や政策委員会議長、国会の副議長や運営委員長など党と国会の要職を歴任し、李明博氏の大統領当選に大きく寄与したとされる。2008~12年には韓日議員連盟の会長を務めた。李氏は収賄罪などで2度の実刑判決を受けている。

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