仁川市内の産業用機械製造工場で火災が発生し、火は11時間後に消し止められた。仁川消防本部などが20日に明らかにした内容によると、同日午前8時44分ごろ、仁川市西区旺吉洞の機械製造工場で火災が発生した。けが人などは出なかったが、工場の30以上の建物で被害が発生した。火は周辺の山にも燃え移ったが、消防による懸命の消火作業で山火事にはならなかった。
5台の消防ヘリに消防車など72台、193人の消防官らが現場で消火作業に当たった。
消防は午後3時56分ごろにほぼ火を消し止め警報を解除した。火災発生から11時間後の夜7時45分ごろには消火作業を全て終えた。
消防によると、当日は風が強く、また隣接する工場の建物はサンドイッチパネル(プラスチックの芯材を薄い金属板で挟んだ素材)などを使った火に燃えやすい構造だったため急速に燃え広がったという。
イ・ハクチュン記者