ウクライナ侵攻のロシア軍に北朝鮮が兵士派遣か 韓国国防部「可能性ある」

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は16日、ウクライナに侵攻するロシアのために北朝鮮が兵士を派遣したとする報道に関連し、「兵力や民間人が送られる可能性があり、これについて綿密に追跡中」と明らかにした。

 外交部当局者も「政府は関連する報道内容を含め、ロシアと北の軍事協力の動向を綿密に注視している」とし「協力が武器取引だけでなく武器生産や軍人の派遣に拡大しているという報道に深刻な憂慮を持っている」と話した。 

 また、「北の軍事力増強に直接・間接的に役立ついかなる協力も国連安全保障理事会決議違反であり、国際社会の監視と制裁の対象だ」とし、「ロシアと北の違法な軍事協力の中断を改めて求める」と強調した。 

 ウクライナメディアは、ロシア軍が北朝鮮兵士で構成される3000人規模の部隊を編成して運用していると報じた。

 また、同国メディアは4日(現地時間)、ロシアが占領している東部のドネツク州周辺でウクライナのミサイル攻撃により北朝鮮軍将校6人を含む20人が死亡したと報じており、ロシアのウクライナ侵攻への北朝鮮の関与が取り沙汰されている。

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