【ソウル聯合ニュース】北朝鮮人権問題を巡り、韓米日の政府高官と民間が参加する半官半民の会合が18日(米東時間)、米ワシントンで初めて開かれる。
韓国統一部によると、同部の金暎浩(キム・ヨンホ)長官が開会式で演説する。米国からはキャンベル米国務副長官が出席し、日本からも高官級の当局者が出席する予定だ。
同会合は7月に金氏が訪米した際にキャンベル氏が提案して開催が決まった。北朝鮮住民の情報アクセス権拡大策などを議論するほか、脱北者が人権状況を証言する場も設けられる。
金氏は訪米中、ジョージ・ワシントン大で学生を対象に自由・平和・繁栄に基づき南北統一を目指す構想「統一ドクトリン」について説明する特別講義を行うほか、現地のシンクタンクを訪れて専門家らと朝鮮半島問題や統一・対北朝鮮政策について議論する計画だ。