文前大統領の娘ムン・ダヘ氏、父からもらった「光州型雇用第1号車」で飲酒運転事故を起こしていた

文前大統領の娘ムン・ダヘ氏、父からもらった「光州型雇用第1号車」で飲酒運転事故を起こしていた

 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の娘ダヘ氏が泥酔状態で運転して事故を起こした車が、かつて文前大統領が「光州型雇用第1号車」だとして言及し、インターネットで事前購入した軽自動車規格の現代自動車製クロスオーバー・スポーツ用多目的車(SUV)「キャスパー」であることが明らかになった。

【写真】文在寅大統領が新車のビニールカバーを外して試運転 現代自「キャスパー」納車時の様子

 警察によると、ダヘ氏は5日午前2時51分ごろ、ソウル市竜山区梨泰院のハミルトン・ホテル前で運転をしていた際、車線を変更しようとして後続のタクシーの側面にぶつかったとのことだ。

 警察によるアルコール検査の結果、ダヘ氏の血中アルコール濃度は0.14%で、免許取り消し処分(0.08%以上)の基準をはるかに上回る泥酔状態だった。

 ダヘ氏が運転していたのは「グリーン・キャスパー」という車で、かつて文前大統領が所有していたものだ。

 文前大統領は在任中の2021年10月、いわゆる「光州型雇用」を通じて生産されたキャスパーを1台購入し、青瓦台(大統領府)で試運転した。文前大統領は今年4月、この車をダヘ氏に譲った。

 警察は近く、ダヘ氏を飲酒運転の容疑者として召喚するため日程を調整しているところだ。

チュ・ウォンジン記者

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