ウクライナ軍が、溶かした特殊な金属「テルミット」を空から投下するいわゆる「ドラゴンドローン」でロシア軍の戦車を破壊する様子が公開された。
動画を見ると、移動中の戦車に突然、火花が降りかかる。その後、ドラゴンドローンとみられる飛行物体が炎と煙を噴きながら低空飛行する。動画の最後の方では戦車全体が炎に包まれて爆発する。
低空飛行するこのドローンは、アルミニウムと酸化鉄が混ざった特殊金属「テルミット」を溶かした物質を投下する。最高で2200度という高温で投下されるこの物質は、ロシア軍の兵力に直接打撃を加えられるほか、ロシア軍の潜伏場所となる木や森を素早く燃やすことができる。【動画はフェイスブック】