【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル警察庁は29日、10月1日の「国軍の日」にソウル都心などで交通規制が行われるため、なるべく車を使わずに公共交通機関を利用するよう市民に呼びかけた。
同日には国軍の日を記念してソウル都心で軍事パレードが行われ、ソウル市内を兵士や機甲・装備部隊が移動する。
警察は兵士の輸送バスや部隊が移動する午後1時40分から午後3時20分にかけて、出発地点のソウル近郊、城南のソウル空港(軍用空港)から漢江大路までの区間で交通を規制する。
部隊が移動する区間は一般車両と路線バスの進入が禁止され、同区間を運行する路線バスは近くの地下鉄駅前まで運行した後、回送する。
また、パレードが行われる世宗大路の崇礼門(南大門)から光化門までの区間は午後2時から同6時まで両方向で交通規制が行われる。
パレード終了後、午後7時までに順次、交通規制が解除される。
警察は交通規制が行われる全区間に交通警察や軍事警察など1400人を配置するほか、交通規制の案内板を各所に設置する。
ソウル警察庁の関係者は当日に渋滞が予想されるとして「地下鉄など公共交通機関を利用し、都心では車両の運行を自制してほしい」と求めた。
当日の詳細な交通状況は交通情報センターのホームページ(www.spatic.go.kr)などで確認できる。