【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は26日(現地時間)、国連総会に合わせ米ニューヨークでイランのアラグチ外相と会談し、両国の最大の懸案となっていた凍結資金問題が解決したことを受け、両国関係を一層発展させていくことで一致した。外交部が伝えた。
趙氏はイランが国際社会と関係を改善し、両国が協力を拡大できる環境が構築されることに期待を示した。また、イランが中東地域の安定に向け建設的な役割を果たすよう要請した。
米国の対イラン制裁により2019年、イランの原油輸出代金が韓国の銀行に凍結され、両国関係の悪化につながった。だが、昨年8月、米国とイランが双方の囚人を交換し、イラン資産の凍結を解除することで合意し、問題が一段落した。