非常に珍しい野生のキノコ「セイヨウオニフスベ」が蔚山で発見された。
蔚山市によると、今月21日に同市蔚州郡凡西邑の裏山の散策路で直径20センチのセイヨウオニフスベ1個が見つかった。
その翌日にも近くで直径8センチのセイヨウオニフスベを市民が発見した。
蔚山でセイヨウオニフスベが見つかったのは2016年9月に三湖島の竹林で発見されて以来、8年ぶりのことだ。
韓国語では、まん丸い飴玉(韓国語でテングアル)のようなキノコ(韓国語でボソッ)という意味で「テングアルボソッ」と呼ばれている。
セイヨウオニフスベは見つかっただけで世界的にも注目される貴重なキノコで、主に温帯気候の地域で晩夏や秋に発見される。
気候や環境条件が急激に変わった場合、一夜にして急成長するという特徴を持つ。
2012年にはカナダで重さが26キロに達する個体が発見された。
韓国では1989年に鶏竜山(忠清南道)で初めて発見された。
キム・ドンヨン記者