金建希(キム・ゴンヒ)大統領夫人にブランドバッグを渡した疑いが持たれているチェ・ジェヨン牧師に対し、韓国検察の捜査審議委員会(捜審委)が起訴を勧告した。
韓国検察の捜査審議委員会は24日、8時間を超える議論の末、チェ・ジェヨン牧師の請託禁止法違反容疑について8対7で「公訴提起勧告」を議決した。
今月6日に開かれた捜審委で金夫人の請託禁止法違反・収賄などの容疑について「不起訴勧告」を議決したのとは逆の決定を下したのだ。
捜審委の委員らは、名誉毀損(きそん)容疑については14対1、住居侵入と偽計公務執行妨害の容疑については満場一致で「不起訴処分勧告」を議決した。
チェ牧師は2022年9月、ソウル市瑞草区にあるコバナ・コンテンツのオフィスで金夫人に300万ウォン相当(現在のレートで約32万円)のブランドバッグを渡し、この場面を隠しカメラで撮影した疑いが持たれている。
この日の捜審委には無作為で選ばれた外部委員15人と捜査チーム、チェ牧師の弁護人が出席した。
捜査チームとチェ牧師の弁護人はそれぞれ3時間、2時間20分にわたり意見の提示と質疑応答を行った。
クォン・ヒョンソク記者