【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は23日、同部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官と米国のブリンケン国務長官、日本の上川陽子外相が、国連総会に合わせて米ニューヨークで同日(現地時間)に会談すると発表した。
北朝鮮の高濃縮ウランの製造施設公開や弾道ミサイル発射、北朝鮮とロシアの軍事協力への対応などについて協議する見通しだ。
3氏による会談は2月以来となる。
趙氏は国連総会に合わせ、各国の外相や国際機関の代表らと約20回の会談を開く。中国の王毅・共産党政治局員兼外相との会談が実現するか注目される。
また趙氏は国連総会で一般討論演説を行う。演説では国連安全保障理事会の非常任理事国である韓国政府の代表として国連の役割や多国間主義の回復を強調し、国際秩序や平和・安全保障の強化に貢献する考えを示すとみられる。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が発表した自由・平和・繁栄に基づき南北統一を目指す構想「統一ドクトリン」についても説明する見通しだ。