米大リーグ(MLB)史上初の50本塁打-50盗塁に挑戦中の大谷翔平(30)ロサンゼルス・ドジャース=が今シーズン48号ホームランを打った。これで48本塁打-48盗塁となり、残すはあと2本塁打・2盗塁となった。
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17日(現地時間)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークでマイアミ・マーリンズとのアウエーゲームが行われ、大谷は0-4とリードされていた3回表一死一塁という場面で、マーリンズの先発投手ダレン・マコーガンから本塁打を放った。マコーガンの3球目、内角低めのスイーパーをそのままたたき上げ、打球は約122.5メートル飛んでライトスタンドに突き刺さった。
この本塁打で通算219号本塁打を記録した大谷は、秋信守(チュ・シンス)が持つアジア出身メジャーリーガー最多本塁打(218本塁打)を上回った。また、球団史上1シーズン最多本塁打2位(エイドリアン・ベルトレ、2004年、48本)と並び、1シーズン最多本塁打記録(ショーン・グリーン、2001年、49本)にあと1本差まで迫った。大谷はこの後の4打席では3三振と凡打で退いた。
ドジャースはマーリンズと乱打戦になり、9-11で敗れた。ドジャースは今シーズン162試合のうち151試合を終え、残り11試合となった。89勝62敗でナショナルリーグ西地区の首位に立っている。しかし、2位のサンディエゴ・パドレスが激しい追い上げを見せ、地区優勝を確信できる状況ではない。パドレスは同日、ヒューストン・アストロズに敗れ、両チームのゲーム差は3.5のままだ。
ヤン・スンス記者