韓国陸軍特殊部隊 米日豪との実動訓練に初参加へ

【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍特殊戦司令部の将兵が来年オーストラリアで実施される多国間の実動訓練「サザン・ジャッカルー」に初めて参加する。韓国軍が17日までに明らかにした。

 派遣されるのは約30人で、具体的な訓練内容については調整中だという。

 サザン・ジャッカルーは、2015年からオーストラリア軍、米海兵隊、日本の陸上自衛隊がオーストラリアで実施している定例の合同演習。

 米海軍が主催する多国間海上演習「環太平洋合同演習」(リムパック)などの多国間訓練に米国、韓国、日本、オーストラリアが同時に参加したことはこれまでにもあったが、4カ国が中心となる演習は異例という。

 オーストラリアは韓国の自走砲「K9」や装甲車「レッドバック」の導入を決定するなど、韓国との国防分野の協力を強化しており、サザン・ジャッカルーへの韓国の参加もオーストラリア側が強く希望した。

 4カ国は軍指揮官会議の開催を続けており、昨年11月には北朝鮮による軍事偵察衛星打ち上げへの対抗措置として、連携して核・ミサイル開発の資金源を断つための制裁を北朝鮮に科した。

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