10代のロシア人少女2人が現地の空港で1500万ドルのヘリコプターに放火する事件が発生した。
【写真】ウクライナ軍の攻撃で撃墜されるワグネルのMi8(2022年11月)
ロシアのテレグラム・メディア「BAZA」が現地時間の11日に伝えた。それによると前日ロシアのヤマロ・ネネツ自治管区にあるノヤブルスク飛行場に駐機していたMi8軍用ヘリコプターで大規模火災が発生した。
当局の調査によると、ロシア国籍の10代の少女2人が飛行場の柵の穴から中に入り込み、可燃性の燃料とたばこの吸い殻を使って火を付けたという。
ヘリコプターは修理不能のレベルにまで完全に破壊されたようだ。
二人はテレグラムを通じて身元不明の人物から「ヘリに火を付けたら金をやる」との指示を受けたことが調査により明らかになった。
燃えたヘリコプターは1機の価格が最大で1500万ドル(約21億円)に達するという。
ファン・ジョンミン記者