HYBEの株価が下落 NewJeans「決意の批判」で

【ソウル聯合ニュース】韓国ガールズグループのNewJeans(ニュージーンズ)が所属事務所ADOR(アドア)の代表取締役を解任されたミン・ヒジン氏を復帰させるよう求め、親会社であるHYBE(ハイブ)を批判したことで、ハイブの株価が下落している。

 ハイブの株価は、12日午後1時51分時点で前日比3.62%安の16万7600ウォン(約1万8000円)で取引されている。

 NewJeansの5人のメンバーは前日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で行ったライブ配信でミン氏の復帰を願うと話し、ハイブと同社トップの房時赫(パン・シヒョク)議長に「25日までにアドアを元通りに戻してほしい」と訴えた。

 メンバー全員が具体的な要求事項を明らかにしたのは初めてで、今後のグループ活動に対する不確実性が高まったことが株価に影響を及ぼしたと分析される。

 メンバーのヘリンはライブ配信で、「あの人たち(ハイブまたはアドアの現経営陣)が属する社会に順応したり、同調したり、ついて行きたくない」とし、「その方向に行くことは選ばない」と語った。

 ハイブとミン氏のあつれきは4月に表面化。ミン氏は先月27日、「経営と制作の分離」などを理由にアドアの代表取締役を電撃解任された。

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