「ソウル安保対話」開催 過去最多の67カ国・地域参加

【ソウル聯合ニュース】世界各国の国防相や国際機関関係者、専門家らが安全保障について話し合う「ソウル安保対話(SDD)」が11日、ソウル市内のホテルで開幕した。

 SDDには過去最多となる67カ国・地域と国際機関の関係者ら計約900人が参加した。8カ国からは閣僚級が出席した。

 本会議で韓国の金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官は北朝鮮の核・ミサイル開発が続き、挑発の手段を多様化させているなか、ロシアと北朝鮮の協力が世界の安全保障に大きな脅威になっていると強調。カナダのブレア国防相は中国と北朝鮮に懸念を表明し、カナダの軍事力増強について言及した。北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長はロ朝軍事協力がウクライナ戦争を悪化させているとして、NATOと韓国などがルールに基づいた国際秩序の維持に協力しなければならないと強調した。

 韓国国防部はSDDに合わせ、約30カ国・地域の国防当局者や専門家が参加する宇宙安保ワーキンググループフォーラムも開催した。

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