【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は６日、ソウルで岸田文雄首相と首脳会談を行う。
尹大統領と岸田首相が会談するのは１２回目となる。
両首脳は少人数会合と拡大会合を行った後、夕食を共にする予定だ。第三国で非常時に両国民を退避させるため相互協力することや入国審査を事前に行う制度の導入などについて議論するとみられる。今後の両国の協力方向などについても意見交換する見通しだ。
岸田首相は今月２７日投開票の自民党総裁選に出馬しない意向を表明したが、次期政権でも両国の関係改善の動きが続くことに期待を示しているとされる。
韓国大統領室は「岸田首相が退任を前に有終の美を飾り、両国の発展方向を議論するため訪韓を積極的に希望し、会談が実現した」として、「双方は１１回の首脳会談を通じてつくってきた韓日協力の成果を振り返り、今後の２国間協力、域内協力、世界での協力発展の方向を議論する」と明らかにした。