韓中日が消費者政策協議 「ダークパターン」問題など議論

【世宗聯合ニュース】韓国公正取引委員会(公取委)は4日、ソウル市内のホテルで「第10回韓中日消費者政策協議会」を開催した。

 同協議会は3カ国間の消費者政策の共有や協力強化のため、2004年から隔年で開催されている。韓国公取委は16年の第7回協議会以来8年ぶりに主催者となった。

 3カ国の消費者保護当局と関連機関、団体が出席。各国の消費者問題を発表し、協力策を議論した。

 発表を担当した韓国公取委の朴世珉(パク・セミン)消費者政策局長は、電子商取引法改正によるオンライン・ダークパターン(消費者を混乱させ不利な決定に導くウェブやアプリのデザイン)関連立法の空白解消、国内外の主要オンラインプラットフォーム事業者との製品安全協約締結による有害製品の遮断など、消費者政策の推進実績を説明した。

 開会のあいさつを行った曺洪善(チョ・ホンソン)公取委副委員長(次官級)は「消費者の権益を保護し、消費者被害に効果的に対応するためには3カ国の消費者当局の緊密な協力が必須」とし、「協議会が3カ国協力にさらに活力を吹き込む貴重な機会になることを願う」と述べた。

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