26日に中国軍軍用機が日本の領空を侵犯した問題で日本の複数の閣僚らが中国側に抗議したが、一方で昨年、中国軍軍用機が韓国の防空識別圏(KADIZ)に無断で進入した回数は133回だった。
韓国軍関係者が明らかにした。それによるとここ5年間に中国軍軍用機がKADIZに進入した回数は2018年140回、2019年50回、2020年75回、2021年65回、2022年65回、2023年は133回で、昨年中国軍軍用機がKADIZに進入した回数は2018年以来、5年ぶりに最も多くなった。
中国軍軍用機によるKADIZ無断進入に対し、韓国空軍戦闘機が緊急発進した回数は昨年1月から11月までに60回以上に達したという。
これに対し、中国と同じように領空が接しているロシアによるKADIZ進入は2023年には十数回で、中国の10分の1ほどだった。
ロシア軍機のKADIZ進入は2020年と2021年は15回以上、2022年は25回以上、2023年は十数回にとどまったという。
イ・テヒョン記者