【ソウル聯合ニュース】韓国大手財閥、SKグループのエネルギー分野の中間持ち株会社、SKイノベーションは27日、ソウル市内で開かれた臨時株主総会で同社とエネルギー関連企業のSK E&Sの合併案が賛成多数で可決されたと発表した。SK E&Sも同日、株主総会を開いて両社の合併案を承認した。
これにより、11月1日に資産規模100兆ウォン(約10兆9000億円)、年間売上規模88兆ウォンの巨大企業が誕生することになった。
SKイノベーションの株式の6.2%を保有する国民年金公団は、株主価値を損なう恐れがあるとして両社の合併に反対票を投じたが、SKグループの投資専門持ち株会社で筆頭株主のSKをはじめとする大多数の株主が賛成し、合併案が可決された。
SKイノベーションとSK E&Sの合併比率は1対1.2に決まった。
朴相奎(パク・サンギュ)SKイノベーション社長は、「会社の長期的な安定と成長の土台になる今回の合併が順調に終えられるよう最善を尽くす」と述べた。