【ソウル聯合ニュース】韓米両軍の海軍と海兵隊による合同上陸訓練「双竜訓練」が26~9月7日に韓国東海岸や南東部・浦項周辺で実施される。韓国海軍が25日発表した。
師団級規模の上陸軍兵力と、韓国海軍の揚陸艦「独島」「馬羅島」や米海軍の強襲揚陸艦「ボクサー」をはじめとする艦艇約40隻、米海兵隊の戦闘機「F35B」や韓国海兵隊の上陸機動ヘリ「マリンオン」、空軍輸送機「C130」など航空機約40機、水陸両用装甲車「KAAV」約40両が投入される。英海兵隊のコマンド部隊も参加する。
また、昨年9月に創設された韓国軍のドローン作戦司令部が初めて同訓練に参加する。同司令部は陸海空軍と海兵隊で構成された韓国軍初の合同戦闘部隊で、訓練ではドローンによる偵察などを行う。
米軍は今回初めて次世代水陸両用戦闘車「ACV」を投入する。また、韓米の海兵隊が初めて合同参謀団を編成する。過去の訓練では韓米の指揮官が別の艦船で訓練を指揮したが、今回は馬羅島艦で上陸作戦を合同で指揮する。
2012年に始まった双竜訓練は18年まで旅団級で実施されたが、文在寅(ムン・ジェイン)前政権期に中断した。昨年から師団級の規模で5年ぶりに再開され、英コマンド部隊も参加した。