【NEWSIS】日本の茨城県龍ケ崎市で合宿中だった高麗大学ラグビー部員が19日、脱水症状で倒れ病院で治療を受けたが、症状が突然悪化し翌日午後1時に死亡した。
高麗大学師範大学(教育学部)体育教育科所属でラグビー部員だったこの学生は今月19日、練習中に脱水とみられる症状で倒れ、トレーナーが緊急対応にあたるも症状が改善しなかったため、牛久愛和総合病院に緊急搬送された。
医師は熱を下げる治療を行い、大きな問題はないとの診断を下した。
医師らによると、病院に搬送された時点での学生の体温は40度で、午後3時に38度、午後7時には37度にまで少しずつ低下した。
医師らは「症状は改善しているため、1日ほど入院し翌日には退院できるだろう」と予想していた。
ところが翌日(20日)深夜0時17分頃、学生の症状が突然悪化した。学生に呼吸困難の症状が出たため医師らが対応にあたったが、意識は回復しなかった。
午前2時に病院側から連絡を受けたラグビー部の監督とコーチは直ちに忠清北道清州市の学生の両親とソウルの大学関係者に連絡し、状況を伝えた。連絡を受けた両親は午前8時に成田空港に向かい、高麗大学教務部副総長ら大学関係者も同じ時間に出発を決めた。
午前11時頃に医師団と両親は延命治療について相談し、両親は熟慮の末午後1時に延命治療をしないことを決めた。
その後、病院は現地の警察に検死を依頼し、死亡に事件性がないことが確認された。
パク・チウン記者