【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は16日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」を迎えて前日に発表した「8・15統一ドクトリン」の後続措置を履行するため、金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長の主導でタスクフォース(TF)を設置した。大統領室の関係者が伝えた。
TFは「北朝鮮人権国際会議」を通じた人権関連の議論の拡散、「北朝鮮自由人権ファンド」の創設による北朝鮮住民の自由促進・人権改善活動の支援、先端現場型の統一教育プログラム提供など、ドクトリンの詳細な計画を推進する方針だ。
なかでも、北朝鮮自由人権ファンドは年内の創設を目指す。
8・15統一ドクトリンは韓国政府が1994年に提唱した南北統一プラン「民族共同体統一案」以来30年ぶりに発表された新たな統一ビジョン・戦略だ。尹大統領は「自由統一のための挑戦と応戦」というサブタイトルの下、3大統一ビジョン、3大統一推進戦略、7大統一推進策を提示した。