【ソウル聯合ニュース】8月28日に開幕するパリ・パラリンピックの韓国選手団の結団式が12日、ソウル市内で開かれ、選手らが健闘を誓った。
結団式には大韓障害者体育会の鄭鎮ワン(チョン・ジンワン)会長や文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官のほか、各競技団体の関係者など約250人が出席した。
柳氏は「パリでこれまで磨き上げた実力を余すことなく発揮してほしい」と激励した。
また卓球代表のキム・ヨンゴン選手、自転車競技代表のイ・ドヨン選手に激励の手紙を渡した。
鄭氏はあいさつで「選手の皆さんは国家代表という自負心を感じてほしい」と呼び掛けた。
選手団の団長を務めるペ・ドンヒョン氏は出発のあいさつで「選手団が最上のコンディションを維持し、最高の技量を発揮できるよう選手団長として最善を尽くす」と誓った。
この日、ペ氏はサムスン電子のウェアラブルデバイス3種を含めた記念品セットを選手らに贈った。また選手の士気を高めるため、パリ大会の入賞者全員に純金のメダルを授与すると発表し、選手らを喜ばせた。
韓国はパリ・パラリンピックに17競技177人(選手83人、監督・コーチら94人)の選手団を派遣する。
目標として金メダル5個以上、20位以内を掲げた。
9競技104人の先発隊が14日に出発し、本隊は21日に仁川空港を出発する。