韓国のパリ五輪最終日は朴恵正と成承民が飾った。
朴恵正はフランス・パリのパリ南アリーナ6で行われた重量挙げ女子81キロ超級で、スナッチ131キログラム、ジャーク168キログラム、合計299キログラムを持ち上げ、韓国新記録を作って銀メダルを手にした。
重量挙げ韓国代表が五輪の表彰台に立ったのは、2016年リオデジャネイロ五輪女子53キロ級・尹真熙(ユン・ジニ)の銅メダル以来8年ぶりだ。
朴恵正はスナッチ3回目で自己最高記録の130キログラムより1キログラム重い131キログラムを持ち上げ、韓国新記録を打ち立てた。
ジャークでも安定した試合を続け、2回目の168キログラムに成功した。173キログラムを持ち上げることはできなかったが、競技場を埋め尽くした観衆は全員、朴恵正への拍手を惜しまなかった。
五輪に初出場した成承民も新たな歴史の1ページを書き加えた。
成承民は近代五種女子決勝で乗馬・フェンシング・水泳・射撃・ランの合計を1441点として3位になった。
近代五種の韓国代表が五輪女子の部でメダルを取ったのは初めてだ。2020年(2021年開催)東京五輪で全雄太(チョン・ウンテ)が取った男子の銅メダルが韓国にとって近代五種の初メダルだった。
アジアの女子選手が五輪の近代五種で表彰台に立ったのも成承民が初めてだ。
共に出場した金善祐(キム・ソヌ)=京畿道庁=は合計1410点で8位だった。
キム・ジュヒ記者