延世大、祖国革新・曺国代表の息子の修士学位を取り消し【独自】

 延世大は7日、曺国(チョ・グク)祖国革新党代表の息子(28)の修士(修士)学位を取り消したことを明らかにした。延世大は最近、入試に関する公正管理委員会を開き、曺代表の息子の入学を取り消すとともに、修士学位も取り消したと発表した。

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 曺代表側は、息子の入試の際に崔康旭(チェ・ガンウク)元議員が発給した虚偽のインターン活動確認書を活用した疑惑が取りざたされると、昨年7月10日にメディアに対し「息子は長い間悩み抜いた末、大学院入学時に提出した書類のせいで論議を呼んでいる延世大大学院の修士学位を返納することを決心した」として「この意向を延世大大学院に内容証明郵便で通知した」と明らかにしていた。

 曺代表の息子は2017年度の2学期、延世大政治外交学科の修士・博士統合課程に不合格となった後、18年1学期に同じ専攻の修士課程を再受験し、合格した。曺代表の息子は延世大大学院を受験した17年10月、法律事務所「法務法人チョンメク」の弁護士だった崔康旭元議員に虚偽のインターン活動確認書を発給してもらい、それを提出して合格し、21年に修士学位を取得した。

 曺代表の息子のために虚偽のインターン活動確認書を発給した崔・元議員は、業務妨害の罪で起訴され、昨年9月に大法院(最高裁判所に相当)で懲役8カ月、執行猶予2年を言い渡されて国会議員の職を失った。大法院は「崔康旭元議員が曺代表の息子のために発給した証明書は虚偽」と判断した。

 曺代表の息子は昨年6月、ソウル大国際大学院の新入生後期募集に合格していたことも分かった。「延世大大学院の修士学位を返納する」と宣言する約1か月前だ。曺代表の息子は昨年9月の秋学期からソウル大国際大学院で国際地域学専攻の修士課程の授業を受けている。

コ・ユチャン記者

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