【ソウル聯合ニュース】韓国の行政安全部は7日、北朝鮮による空襲を想定した避難訓練「民防衛訓練」を22日午後2時から20分間、全国で実施すると発表した。
訓練は空襲警報発令、警戒警報発令、警報解除の順で進められる。
訓練当日の午後2時に空襲警報が発令されれば、近くの待避所に速やかに移動しなければならない。近くに待避所がない場合は、安全な地下施設に移動する。
空襲警報発令と同時に5分間、全国の主要道路の一部区間の車両移動が規制される。該当する区間を走行中の車両は道路の右側に停車し、車内のラジオで訓練状況を確認する。
午後2時15分に警戒警報が発令されれば、国民は待避所から出て警戒態勢を維持しながら移動することができる。午後2時20分に警報が解除されれば、日常に復帰できる。
行政安全部は国民の不便や負担を最小限にするため、病院、地下鉄、鉄道、航空機、船舶などは通常通りの運営ができるようにする計画だ。