ソウル市と韓国雇用労働部(省に相当)が推進する外国人家事管理士(ハウスキーパー、家政婦)テスト事業に参加するフィリピン人のハウスキーパー100人が6日午前7時、仁川国際空港に到着した。
ハウスキーパー100人は4週間の研修を受け、来月3日から6カ月間にわたりソウル市内の各家庭で子どもの世話や家事サービスを行う。
そろいの水色の上着を着て入国場に姿を見せたハウスキーパーたちは、ソウル市が用意したバスに乗るために荷物と共に移動した。
水色(ロイヤルブルー)はフィリピンのシンボルカラーの一つだ。
今回入国した100人は全員、フィリピンの職業訓練院で780時間以上の教育を受け、政府の公認資格を取得した24-38歳の家事管理士だ。
英語が流ちょうで、韓国語も一定レベルのコミュニケーションが可能で健康診断や薬物・犯罪履歴などの調査も済んでいる。
参加者のグローリー・マシナグさん(32)は「韓国の文化をたくさん知りたくて(韓国に)来た。合格の知らせを聞いて周囲の人にとても羨ましがられた。みな韓国にとても来たがっている」と話した。
外国人ハウスキーパーのサービスを受けられるのは、ソウル市に住む世帯のうち12歳以下の子ども(2011年7月18日以降に生まれた子)がいるか、出産予定の世帯で、所得基準はなく誰でも申請できる。
申請は6日午後6時に締め切られた。