【ソウル聯合ニュース】韓国半導体大手のSKハイニックスが米インディアナ州に建設する広帯域メモリー(HBM)工場に米商務省から最大4億5000万ドル(約650億円)の補助金が支給される見通しとなった。
米商務省は6日(現地時間)、SKハイニックスと工場や研究開発(R&D)施設設立に向け、最大4億5000万ドルの連邦補助金を支給する内容の予備的覚書(PMT)を締結したと発表した。覚書により、最大5億ドルを融資する。
SKハイニックスは4月、約38億7000万ドルを投じてインディアナ州に人工知能(AI)の計算に欠かせないHBMの工場とR&D施設を建設する計画を発表した。
SKハイニックスの郭魯正(クァク・ノジョン)社長は、「AI技術のための新しいハブを構築し、インディアナ州のための熟練した雇用を創出し、世界の半導体産業のためのより強力で回復力のある供給網を構築することに寄与できると期待する」と述べた。
米国は半導体企業の米国内への設備投資を促すため、米国に工場を建てる企業に総額390億ドルの補助金を提供し、750億ドルの融資を行うと発表した。
これまでTSMC、インテル、サムスン電子、マイクロン、SKハイニックスなど世界の主要半導体メーカーが米国内の設備投資計画を発表した。