【ソウル聯合ニュース】週明け5日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は急落した。終値は前営業日比234.64ポイント(8.77%)安の2441.55で、1日の下落幅としては過去最大となった。
KOSPIはこの日、前営業日比64.89ポイント(2.42%)安の2611.30で寄り付いた後、午前11時ごろにKOSP先物が5%以上急落したため売り呼び値の効力を5分間停止する「サイドカー」が発動された。午後2時14分ごろには下落率が8%を超えたため、取引を20分間停止する「サーキットブレーカー」が発動されるなど、市場は大荒れとなった。
新興企業向け株式市場コスダックの指数は88.05ポイント(11.3%)安の691.28で取引を終えた。コスダックでも午後1時5分ごろにサイドカー、同56分ごろにサーキットブレーカーが発動された。
韓国の証券市場でサーキットブレーカーが発動されたのは、2020年3月19日以来4年5カ月ぶり。