韓国の25年最低賃金 時給1100円に=異議申し立てなく確定

【ソウル聯合ニュース】韓国の雇用労働部は5日、2025年度(1~12月)の最低賃金を時給1万30ウォン(約1100円)に確定し、告示した。今年の最低賃金9860ウォンより170ウォン(1.7%)上がり、関連制度が施行されてから初めて1万ウォンを超えた。

 月額(月209時間労働)に換算すると209万6270ウォンとなる。業種を問わず一律に適用される。

 労使双方の委員や有識者などで構成する最低賃金委員会が先月12月に最低賃金案を決め、雇用労働部に提出していた。同部は最低賃金案の告示後、10日間の異議申し立て期間を設けたが、申し立てがなく、そのまま確定した。

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