【NEWSIS】70代のある男が隣家のペットを盗み、釜で燃やした疑惑について警察が調べたところ、この男が本当に犯人だったことが分かった。
JTBCテレビの時事番組「事件班長」や警察が2日に明らかにした。それによると男の自宅にある大きな釜の中から発見された子犬のDNAを調べたところ、隣家のペットのDNAと一致したという。
男は警察の聴取で「隣のペットの首を絞めて殺し、釜に入れて火を付けた」と明らかにした。
7月27日にあるインターネット・コミュニティー・サイトに「うちの犬を隣の家の人が盗んで食べたようです」というタイトルの投稿があった。
投稿者は「事件当日の朝5時に犬がいなくなったので、あちこち探し回ったところ、普段からあまり仲が良くなかった隣の家から煙がでていたので、行ってみると釜が強い火にかけられていた」「ふたを開けるとうちの犬ようなものがあった」と当時の状況を伝えた。
投稿者は「両親はアジという名の犬を5年間育てていた」と説明した。
釜の中の犬とみられる物は真っ黒に焦げていた。投稿者はすぐ警察に通報したが、朝7時ごろに警察が来て確認すると、釜の中には何もなかったという。
警察が隣家の犬か問いただしたところ、男は「昨日の夜に犬が死んでいたので、持ってきて釜に入れた」と説明した。「今どこにあるのか」と確認すると「埋めた」と答えた。
男が警察に説明した内容を聞いた投稿者が改めてその家で事実関係を確認すると、男の息子が「わが家の釜にはヒビが入っていて何も入れられない。たばこにともる程度の火しかつかない」と答えた。
息子は証拠の写真を見ると「キバノロ(小型のシカ)だ」と言い張っているという。
JTBCの時事番組「事件班長」によると、投稿者は「隣家とは仲が悪い。隣の人(男)が土佐犬2匹を連れてきて、アジ(投稿者のペット)の前で放したこともある」と過去のエピソードも伝えた。
イ・ヘス記者