豪雨被害の支援 韓国提案に北朝鮮回答せず

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で発生した豪雨被害に対し、韓国政府が大韓赤十字社を通じ人道支援を行う用意があると表明したことを巡り、韓国統一部のキム・イネ副報道官は2日、南北共同連絡事務所を通じ連絡を試みているが、北朝鮮側は回答していないと明らかにした。

 キム氏は「状況を予断しない。(北朝鮮が)われわれの提案に早期に応じることを期待する」と述べた。

 韓国政府は1日午後、「人道主義と同胞愛の観点」から大韓赤十字社を通じ必要な物資を支援する方針を表明した。北朝鮮が昨年4月から南北の連絡チャンネルを一方的に遮断しているため、大韓赤十字社からの発表という形式で支援を提案した。

 韓国は北朝鮮が南北連絡チャンネルを遮断してからも1日2回(午前9時と午後5時)、連絡を試みている。

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