韓日豪NZがEUと次官級協議 経済安保協力など議論

【ソウル聯合ニュース】北大西洋条約機構(NATO)のインド太平洋地域のパートナー国(IP4)である韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドが欧州連合(EU)と7月31日にオンライン形式で外務次官級協議を開き、協力策を話し合った。韓国外交部が1日、明らかにした。

 韓国から金烘均(キム・ホンギュン)外交部第1次官、日本から岡野正敬外務事務次官、オーストラリアからジャン・アダムズ外務貿易省次官、ニュージーランドからタハ・マクファーソン外務貿易省副次官、EUからEUの外務省にあたる欧州対外活動庁のステファノ・サンニーノ事務総長が参加した。

 協議ではインド太平洋地域の地政学的状況に対する評価を共有し、経済安全保障、サイバー安保、広報文化外交など今後の協力が可能な分野について議論した。

 IP4とEUの次官級協議は今回が3回目で、いずれもEU側の提案で開かれた。NATOがIP4との協力強化を推進するなど、欧州とインド太平洋地域の安保分野での連携拡大の一環と受け止められる。

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